【Question 367】
> 上顎犬歯の埋伏歯によって2番と乳歯の犬歯が4分の1ほど歯根吸収されています。埋伏歯を抜歯後、2番と乳歯の犬歯の神経が死んでいた場合、抜髄し治療しないといけないと思うのですが、
> 質問1.歯根吸収が進んでいる歯の歯内療法は普通の歯よりも難しいでしょうか。治療法に違いはありますか。
> 質問2.乳歯と永久歯では歯内療法の治療法に違いはありますか。
> 質問3.この場合、一般の歯科医よりも専門医に診ていただいたほうがよいのでしょうか。
【Answer 367】
根管治療.com の東京都八王子市歯内療法外来担当医、新藤健太郎です。早速ですが本題に入ります。
> 質問1.歯根吸収が進んでいる歯の歯内療法は普通の歯よりも難しいでしょうか。治療法に違いはありますか。
根尖部が大きく開いているため、封鎖が難しい事が上げられます。
そのため、生体親和性が高く、封鎖性が高いMTAセメントで根管を封鎖するのが望ましいです。
> 質問2.乳歯と永久歯では歯内療法の治療法に違いはありますか。
基本的にはありませんが、乳歯は永久歯に生え変わるまで保てればいいので、根管充填の質を高く求めれれることはあまりありません。
> 質問3.この場合、一般の歯科医よりも専門医に診ていただいたほうがよいのでしょうか。
専門の先生のが望ましいと思います。
上顎犬歯の埋伏歯を抜歯せずに矯正的に並べる方法は検討なさいましたか?
上顎犬歯は最も丈夫な歯ですので、乳歯より圧倒的に有利です。
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