ガイディッドサージェリーを用いる自家歯牙移植の新しい技法において、外科処置に役立つ技術: 症例報告

歯牙移植

Technology at the service of surgery in a new technique of autotransplantation by guided surgery: a case report

BMC Oral Health . 2020 Apr 7;20(1):99. doi: 10.1186/s12903-020-01095-6.

症例報告の論文ですが、現代的な技法を使った自家歯牙移植を行っている症例です。この論文に記されていた、臨床のポイントを列挙します。

歯牙移植の成功率に影響を及ぼす因子

歯根膜の損傷(抜歯時の歯根膜の損傷、移植歯の歯槽骨外時間の延長)

歯根の形態

不適切な受容床の形成

歯牙移植の成功に寄与する技術

濃縮血小板の使用は、治療期間の短縮や術後症状の軽減する

術前にCTデータから治療を計画する事、歯牙レプリカを作製する事

外科用ガイドを使用する事

移植前に歯内療法を行う事が望ましい

根管治療は移植後1から2週間以内に行うことが望ましい

歯根膜細胞の維持にPRGFが役立つ

移植歯につき、20分未満の口腔外時間が望ましい

移植歯は柔軟な固定が望ましい

コメント

タイトルとURLをコピーしました